シミレス肌

シミレス肌


【ノーファンデ肌になりたい方必見!】しみ治療が失敗する原因と対策

*リード文

『顔のシミが気になるけど消す方法がわからない』

「シミ治療しようか考えているけど、失敗しないか不安」

『シミを綺麗にしたくて治療したのに逆に悪化した』

 

“シミ”と一言でいっても全てのシミが同じではないことをご存知でしょうか?

このコラムでは、シミの種類によって治療にはどういった違いがあるのか、でしょう。それぞれのシミに最適な治療法、意外と知られていないシミ治療のダウンタイム、正しいアフターケアの方法もお伝えします。

最後まで読んで頂ければ、シミの種類、原因、治療方法を理解できます。

理解が深まることで不必要な治療に費やす時間と費用を節約でき、長期的にシミのない綺麗な肌を維持する近道となります。

是非参考にしてくださいね!

 

*目次

 

目次

1.【シミ診断】正しくシミを診断するために必要な3つのポイント

  1. 【シミ別】シミの種類と治療法

3.【ダウンタイム】シミ治療後肌はどうなる?

4.【シミ治療アフターケア】失敗しないために避けるべき行動

5.【シミ治療FAQ】− よくある質問

6.まとめ

 

*本文

【シミ診断】正しくシミを診断するために必要な3つのポイント

 

①高性能肌診断器による撮影

②経験豊富な医師の診断

③治療歴と生活習慣の評価

3つそれぞれのポイントについて、詳しく解説します。

①高性能肌診断器(VISIA)による撮影

VISIAは高解像度のイメージング技術を使用しており、肌の表面だけでなく、表皮下の深層部まで詳細に観察できます。これにより、見た目では識別が難しいシミの初期段階や、内部の色素沈着を正確に把握することが可能です。

※VISIA・・最先端のカメラと分析技術を使用して、シミ、しわ、毛穴などの肌の特徴を詳細に分析する肌診断器です。

 

②経験豊富な医師の診断

シミの診断は誤ってしまうと高い金額を出しても効果がない、またシミの種類によってはシミが濃くなったり、悪化することもあります。

そのため、レーザーと肌の専門的知識豊富な医師の診断が重要です。

 

③治療歴と生活習慣の評価

過去に受けたシミ治療や使用しているスキンケア製品は、現在の肌の状態に影響を与えている可能性があります。例えば、一部のスキンケア製品や治療は皮膚の過敏性を高め、紫外線によるダメージのリスクを増加させることがあります。

また日常生活における紫外線への露出度、食生活、ストレスレベル、睡眠の質、喫煙や飲酒の習慣などは、シミの形成に大きく影響するため正しく評価することがシミの診断を行う上で大切です。

 

  1. 【シミ別】シミの種類と治療法

シミの種類は大きく分けて5つあります。

 

①雀斑

②老人性色素斑(日光性黒子)

③肝斑

炎症後色素沈着

ADM後天性真皮メラノサイトーシス

 

ここからは種類ごとに詳しく解説します。

 

【雀斑】

主に幼少期以降に発現する小さな茶色いシミで、特に鼻周辺に左右対称に現れます。シミのサイズはおよそ1~5mmで、均一に分布しています。雀斑は女性によく見られ、特に思春期に顕著になることが多いです。遺伝的要因が大きく影響しているとされ、日焼けや妊娠が症状を強める要因となります。

 

治療法としては、主にQスイッチレーザーやピコレーザー、フォトフェイシャルを用いた治療が行われます。

雀斑は遺伝的な要因が大きいとされていますが、適切な治療によって目立たなくさせることが可能です。日光に晒されると色が濃くなる傾向があるため、日常的な紫外線対策が重要です。

 

【老人性色素斑(日光性黒子)】

老人性色素斑は、紫外線の影響によって生じる典型的なシミで、顔、手の甲、腕など日光に頻繁に晒される箇所に発生する茶色の斑点です。初期段階では色が淡く目立たないことが多いですが、時間の経過と共に徐々に色が濃くなり、より明瞭に見えるようになります。これらのシミは不定形で、大きさは米粒程度から最大で5cm程度まで成長することがあります。

 

・老人性色素斑の治療法としては、主にQスイッチレーザーやピコレーザー、フォトフェイシャルを用いた治療が行われます。これらの治療後には、外用薬や内服薬を用いて色素沈着の発生を防ぐことがおすすめです。

 

【肝斑】

主に30〜60代の女性に見られる、頬や目の下、額に左右対称で現れる淡い茶色のシミです。発生の正確な理由は明らかではありませんが、女性ホルモンの影響や、肌への過度な摩擦、ストレス、または肌に合わない化粧品の使用などが関連していると考えられています。

 

肝斑治療では、単一の治療法だけでは十分な結果を得ることが少なく、多角的なアプローチが必要です。一般的には、ピコレーザートーニングやレーザートーニング、シルファーム、ケミカルピーリング、トレチノインとハイドロキノンを用いた治療、さらには内服薬を使用するなど、これらの治療を組み合わせて効率的に行うことが推奨されます。

 

【炎症後色素沈着】

肌が何らかの形で損傷を受けた際には炎症が生じ、その炎症が激しい場合は色素沈着として残ることがあります。これは、ニキビの後やアトピー性皮膚炎、外傷の傷跡、レーザー治療後の反応などによく見られます

炎症性色素沈着では、炎症の原因を取り除き、炎症反応を鎮めることが重要です。

イオン導入やビタミンC点滴、内服薬の服用、ハイドロキノン・トレチノインといった外用薬の使用も効果的となります。

 

【ADM後天性真皮メラノサイトーシス

ADM、または後天性真皮メラノサイトーシスは、一種の皮膚変色症であり、通常は成人になってから主に頬や額の両側に出現します。遺伝的な背景があるとされていますが、明確な発症の原因は未だ確定されていません。外見上、肝斑や雀斑に似ているため、これらと間違えられることがしばしばあります。

ADMの治療には、ピコレーザーやQスイッチアレキサンドライトレーザーの使用が一般的です。老人性色素斑の治療とは異なり、レーザーを照射した後、シミが目立たなくなるまでには数ヶ月かかることがあります。

 

 次は、シミ治療のダウンタイムについて紹介します。

 

3.【ダウンタイム】シミ治療後肌はどうなる?

 

    治療前          翌日           8日後

 

顔のシミ取りレーザー治療後のダウンタイムにおいて見られる症状を説明します。治療後に経験される可能性のある主な症状は以下の34つです。

 

①赤み・腫れ

痛み・熱感

痂皮(かさぶた)

 

【赤み・腫れ】

レーザー治療によって引き起こされる一般的な反応として、肌の赤みや腫れが現れることがあります。これはレーザーによる皮膚の軽度の熱傷が原因で生じる炎症反応ですが、これらの症状は一時的なものであり、通常は時間が経過するにつれて自然と回復していきます。

しかし、ダウンタイムが終わった後も赤みや腫れが改善されず、むしろ悪化しているような状況が見られる場合は、専門医の診断を受けることが必要です。

 

【痛み・熱感】

顔のシミ除去レーザー治療は、熱エネルギーを用いてメラニン色素を除去する方法です。レーザーを照射した後、軽い火傷のような痛みを感じることが一般的で、痛みの強さは個人によって異なります。

施術直後が一番ヒリヒリとした痛み、熱感を感じることが多いため、施術直後クリニックでもしっかり冷却します。帰宅後にも痛みが強い場合は冷却剤や湿らせたタオルを使って患部を冷やすことで、痛みを和らげることが可能です。

 

【痂皮(かさぶた)】

レーザー治療によって除去されたメラニン色素は、時間が経つにつれて皮膚の表面に浮かび上がり、かさぶたとして形成されます。通常、このかさぶたは約1~2週間で自然に剥がれ、新しい皮膚が形成されます。しかし、かさぶたを無理に剥がすと、シミや傷が残る可能性があるため、自然に落ちるのを待つことが重要です。

 

4.【シミ治療後】失敗しないために避けるべき行動

 

顔のシミ除去レーザー治療を受けた後、間違った生活様式や行動をとることで、色素沈着となってしまい、追加的な治療が必要になることがあります。治療後に避けるべき行動とは何かを詳しく見ていきましょう。

避けるべき行動は大きく分けて下記の3つです!

①摩擦

②紫外線

③処方薬

 

【摩擦】

皮膚への強い刺激やダメージは色素沈着を引き起こす可能性があるため、特に避けるべき行動の一つです。

洗顔や化粧を行う際には、特に注意が必要で、たとえ保護テープを使用している場合でも、肌に優しく触れることが重要です。

 

【紫外線】

シミ治療後は特に適切な紫外線対策が非常に重要です。過度な紫外線にさらされると、肌が防御反応を示し、シミの原因となるメラニン色素の産生が増加します。その結果、治療を受けた敏感な肌にメラニンが色素沈着として残ったり、シミが悪化したりすることがあります。

そのため、治療後は日焼け止めを定期的に塗り直す、日傘を使用するなどして、紫外線から肌を守ることが重要です。

 

【処方薬】

シミ治療後のお肌は一時的に炎症反応が出ている状態で大変敏感です。

そのため炎症止めの軟膏・内服薬の処方をすることが多いです。

炎症後色素沈着予防のために、治療後2週間の朝晩の軟膏処置、最低でも1ヶ月の内服薬の服薬は忘れずに行って下さい。

 

5.【シミ治療FAQ】− よくある質問

 

Q:シミ治療後のお化粧はいつからしてもいいですか?

A:基本的には治療直後からお化粧していただいて構わないのですが、レーザー治療後のお肌は大変敏感となっておりますので、摩擦が起きないように優しく触れて下さい。

 

Q:炎症後色素沈着が生じた場合、どのような対処をすれば良いのでしょうか?

A:炎症後色素沈着に対しては、肌を擦ったり強くこすったりしないよう注意し、紫外線への露出を避けることが重要です。このようにケアを行うことで、通常は数ヶ月〜半年のうちに症状が改善されることが多いです。また、ハイドロキノン、トレチノイン、内服薬の服用などを用いることも効果的です。

 

Q:シミ治療後のスキンケアはどうしたら良いですか?

A:レーザー治療後の肌のケアで最も重要なのは、適切な軟膏処置と保湿を行うことです。レーザー照射後は、炎症反応が起こり肌の保護機能が弱まることで、肌内の水分が失われやすくなるためです。

肌を乾燥させたままにしておくと、表面からの水分蒸発が進み、肌の潤いが不足するリスクがあります。

これを防ぐために当院では、炎症止め軟膏塗布後はシンプルなスキンケア(化粧水等は付けずワセリンやAKクリームのみ塗布)などを用いて肌の水分を保持することを推奨しています。

そうすることでシミ治療後の敏感な肌へ触る回数が減り、摩擦の軽減にも繋がります。

 

Q:シミ治療は痛いですか?

A:麻酔なしでも我慢できない程の痛みではないですが、快適に治療するために痛みに強い方以外には塗り麻酔を推奨しています。

 

6・まとめ

今回は、シミ治療に失敗しないための方法についてまとめてみました。

・シミ治療で失敗しないために避けるべき行動は【擦らない】【紫外線対策を徹底する】

【処方薬をしっかり使う】です!

 

シミ治療に失敗しないための方法を理解した上でご自身に合った治療を選んでみて下さい。

 

しみ治療が失敗する原因と対策

【ノーファンデ肌になりたい方必見!】しみ治療が失敗する原因と対策

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